ワーホリではほとんどの方が、語学留学で英語の勉強をするかと思います。ワーホリはカナダの場合は6ヶ月まで通学ができます。働くための英会話を身につけるために3ヶ月くらい一般英語コースに通う方が多いですが、その後、TOEICやビジネ英語、TESOLなどの専門コースに行く方も多いです。
学校は何ヶ月くらい行けばいいのか?という質問をよくいただきますが、渡航時の英語のレベルにもよります。初心者の場合は日常会話や簡単なアルバイト程度の英語でも6ヶ月くらいかかる場合もあります。ちなみに一般英語ですと、日本人が中学レベルまで勉強すると初中級、高校レベルまで勉強して渡航すると中級レベルくらいになるようです。大学で英文科で英語が得意、英会話スクールに長く通っていたという方以外は、仕事をするためにも最低3ヶ月は通った方がいいと思います。
また一般英語以外にもコースはたくさんありますので、中級以上の方は専門分野まで勉強したいところです。またバンクーバーにはワーホリ向けのコースもあり、仕事をしたい方にはおすすめです。どのようなコースがあるのかご紹介します。
一般英語(ESL)
文法、会話、リスニング、ボキャブラリーなど、総合的に英語を勉強するコースです。学校によってカリキュラムが決まっていたり、午後だけ選択、全て選択など色々です。一般的にはここからスタートします、また初心者の方はこのコースが必ず必要となります。
ビジネス英語
ビジネスに特化した内容の英語を勉強します。レジュメ、挨拶、交渉、プレゼンテーションなどです。TOEICの勉強をしたい人にもおすすめです。語学力は中上級が必要です。
TOEIC
TOEICの得点を上げるためのテクニックを中心とした授業です。読み書きが中心となります。またコースは日本人と韓国人しかいません。
スピーキング強化・発音矯正
プレゼンテーションや会話、スピーチなどスピーキングの練習を中心としたカリキュラムが組まれているコースです。発音矯正などもあります。スピーキングが苦手な日本人には人気です。中級レベルの英語力が必要です。
TESOL, TESOL-C, J-shine
英語講師を目指している人のコースです。大人向け、子供向け、日本人向けとあります。1ヶ月くらいから受けられる学校が多く、卒業後にCertificateやDiplomaがもらえます。国家資格などではありませんので、あくまでもスキルアップです。
医療英語
医療で使われる英語や英会話を中心に学びます。医療関係者の方に人気です。開講されている学校が少ないです。中上級の英語力が必要です。
ホスピタリティ(ホテル)
ホテルなどの接客関連の英語やマネージメントを勉強します。世界で最も有名な資格のひとつである、AH&LA(American Hotel & Lodging Association)の資格がもらえます。上級の英語力が必要です。
エアラインキャビンクルー・フライトアテンダント
航空業界でも人気のキャビンクルーやフライトアテンダントで将来働きたい人のためのコースです。上級の英語力が必要です。
ツーリズム
旅行業界で働きたい人のためのコースです。業界に必要な英語やマネージメントなどを学びます。上級の英語力が必要です。
通訳・翻訳
通訳や翻訳を目指すためのコースです。当然日本人しかいません。上級の英語力が必要です。
大学・カレッジ進学
大学やカレッジへの進学を目指す人のためのコースです。進学専門のカウンセラーがおり、大学選びのカウンセリングなどもサポートしてくれます。また提携校が多い学校だと、一定のレベルに行くと入学に必要な英語力の試験が不要となります。カナダは日本と違って大学への入学は難しくなく、入学してからの卒業が難しいです。よって英語さえ身に付ければ後は簡単な論述試験で入学できます。
カスタマーサービス・バリスタ
こちらはワーホリ向けの人気のコースです!ワーホリで一番多いレストランやカフェなどの接客業に必要なスキルを身に付けます。内容もレジュメの書き方や面接から、仕事で必要な英語、バリスタコースではコーヒーの作り方まで、カナダで働くのに必要な内容がひと通りそろっています。こちらのコースはバンクーバーの学校のみで開講されています。
1年間という長いワーホリです。6ヶ月間学校に通う人は一般英語以外のコースまで受講するのもいいですね!ただ専門コースは、学校のWebサイトにコースが掲載されていても、全てがいつでも開講されているとは限りません。また学校によって授業の質はかなり違います。その専門に力を入れていない学校で選んでしまうと、きちんと教えられる先生もいなかったり、数人のレベルが違う生徒が一緒だったりと悲惨です・・・。
1校ずつ学校に問い合わせも難しいですので、こういうときは信頼できる留学エージェントに勉強したいことを相談して、留学生から評判のよい学校を紹介してもらうのが一番です!現地にオフィスを持っているエージェントは実際の現地情報にもとても詳しいです。