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ワーホリの帰国後の転職を成功させる方法

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ワーホリから帰国し、転職や就職を成功させる方法について書きたいと思います。ワーホリは1年なので、学校を休学、学校を卒業、仕事を退職して行く方がほとんどです。どの場合であっても帰国してから就職する方がほとんどだと思います。学校を休学した人は、通常通り新卒として就職活動ができるので問題ないと思いますが、卒業や仕事を退職した場合は自分で就職活動をする必要があります。

帰国後の転職について

卒業して渡航して帰国した場合も、退職した場合も、分類としては新卒ではなく「転職」という形になります。その中でも、学校を卒業してから就職経験なしや退職した、26、7歳くらいまでであれば第二新卒という扱いになり、若くて有望な人材として企業が見てくれるので、就職活動がスムーズです。未経験の業種や職種でもチャレンジ可能です。また20代後半から30代となってくると専門的なスキルを求められるため、前職でしっかりキャリアを積んでからワーホリに行かれることをおすすめします。

ワーホリ後の転職の現実

だいぶ時代が変わって転職をキャリアアップと考える人も増えてきましたが、今でも日本企業は転職を好意的に見てくれることは少ないです。特に一度前職を離れてからの転職となると、年収交渉でも不利になり、TOEICのスコアをいくらか上げたところで、レベルダウンする可能性は高いと思って下さい。さらにワーキングホリデーと言うと、どうしてもホリデーの意味が強いのか、1年間海外で遊んで来たのかと思われてしまう場合も多いようです。

もし英語力をアップさせてキャリアアップしたいと考えているなら、ワーホリはおすすめしません。人生に厚みが出て人間力アップにはなりますが、仕事でキャリアアップするのは難しいです。それなら日本にいて2、3年英語を勉強すれば、ワーホリ1年の英語力には勝てると思います。企業でしっかり働きながら英語力をアップさせ、今の会社もしくは転職してキャリアップがおすすめです。

ワーホリから転職を成功させる方法

そんな状況の中、ワーホリから就職を成功させる方法があります。私自身、帰国後にはいくつかの企業を受けて、第一志望の大手マスコミ(出版系)に就職しました。ちなみに前職はエンジニアだったためマスコミでのキャリアはゼロです・・・。また私の周りではキャリアがないのに、外資系企業、なかには有名な外資金融に転職を決めた人もいます!自分の経験や成功した人たちを見て、成功に大事なことをまとめてみたいと思います。

ワーホリで達成したことを明確にする

ワーホリという言葉を出すか出さないかはともかく、履歴書に1年間の空白ができることは確実です。そこに英語の語学留学やTOEICのスコアを書いたところで、転職ではたいして評価はされません。(英語力を身につけるのは必須です。TOEICは必ず800点は取りましょう)

履歴書の空白の期間に、英語の勉強にプラスして何か自分自身が達成したことを用意する必要があります。メインでやらなくてもいいですが就職に備えて職歴となるものを用意する必要があります。

インターンシップ

自分の職種からかけ離れないものです。オフィスワークで転職したいのに、コーヒーショップのアルバイト経験を話しても残念ながら評価されません。日本語環境であっても、オフィスワークをするというのは必須です。とはいってもカナダの企業でのインターンは学校にお金を払わない限り難しいので、それなら日系の留学センターや旅行会社で、企画の仕事などでも、なかなかアピール力があります。

例えばツアーガイドでアルバイトをするのであれば、会社にお願いして、無給でもいいのでインターンとして何かチャレンジできるような、例えば新しいツアー企画などをしてみるのもいいかもしれませんね。多分ツアーでは、英語で色々なお店と交渉したり苦労することも多く、その経験はなかなか聞いていても面白いと思います。

ちなみに私は営業志望だったので、インターンシップで行った、海外での企画・営業経験や成果についてアピールしました。

ボランティア

こちらはできれば社会的に評価される内容が望ましいです。政治的要素やエンターテイメント性が強いものは避けましょう。国際映画祭などが人気のボランティアではありますが、就職活動でアピールするのであれば、自然保護のボランティアの方がいいです。

近年の社会問題などと合わせて、今であればブログなどでアピールするのがいいですね。イベントなども何か自分なりに企画してみるといいかもしれません。さらに就職したい職種や企業などと絡められたら素晴らしいです。例えばシステムエンジニアであれば、地元の高齢者の施設でパソコンを教えるボランティアや、失業者へ向けた技術研修などです。

企業でもボランティア活動を行っているところが多いので、きちんとした活動であれば評価してもらえます。

外資系企業へ転職する

ところが一方で外資系の企業は、1年くらいであれば空白期間はあまり気にされないこともあります。私は外資系は受けなかったのですが周りで受けていた人に聞くと、ワーホリで英語を勉強してアルバイトしたと言っても良い経験をしたね!と好印象だったりするそうです。ワーホリの経験を評価してくれる外資系企業への就職がいいかもしれません。

ただ前職のキャリアによっては、一気に大手外資系はやはり難しいようです。その場合は中小企業やベンチャーなどに2年ほど就職してがんばって実力をつけ、その後に転職がおすすめです。外資系はヘッドハンティングなども多いので、有名企業へ引き抜かれて転職した人も結構います。

帰国後の転職の流れ

実際にどのように転職の準備や活動をすればいいか全体の流れについて説明します。現地で就職活動の準備を進める人もいますが、実際に良い企業があっても書類審査に応募はできても面接など受けられません。

転職サイトへの登録は帰国してからにして、現地ではTOEICを受けたり、履歴書等を作成するくらいがいいと思います。留学中に転職活動に集中というのも難しいですし、たった1年の残り少ないワーホリ生活を有意義なものにされることをおすすめします。

1.TOEICを受ける

帰国2〜1ヶ月前には結果が届くように、現地滞在中にTOEICを余裕を持って受けて下さい。企業はTOEICのスコアで英語力を見ます。いくら高い英語力を持っていても証明できなければ書類で落ちてしまいますので、必ず取るようにしてください。

日本に帰国してから受けては結果はさらに2、3ヶ月後とかなってしまい、転職活動に大幅な遅れを取ってしまいます。

2.履歴書&職務経歴書の作成

今は転職時ではWebで登録することを求められるので、パソコンなどで文章を留学中に作っておくと帰国後にすぐ活動できます。外資では英文の履歴書も必要となるので、ネイティブの友人に見てもらって用意しておくといいでしょう。また転職エージェントでは履歴書のセミナーや添削などしてもらえますので、帰国後には利用してブラッシュアップすることをおすすめします。