カナダのワーホリビザは現地で切り替えることで1年半滞在する方法があります。最近カナダに１年以上滞在するために、観光（ビザなし）や学生ビザで渡航し、現地でワーホリビザの切り替えをする人が増えています。現地で切り替えるといっても、ワーホリビザを取るためには一度国外に出る必要がありますので、近くのアメリカなどに一度出て再入国する際に、ワーホリビザを発給してもらいます。
ビザ切り替えのリスク
一見、長期滞在したい人にはとても魅力的な方法で最近は渡航してからワーホリビザに切り替える人が増えています。カナダ大使館のビザのページなどには正式にビザの切り替えについての案内はなく、まれにビザが切り替えられないという事態になってしまう人もいます。あくまでも多くの人がやっている方法を紹介します。リスクは少ないですがゼロではありませんので、行う方は自己責任で行ってくださいね。
ワーホリビザで切り替え種類と方法
ワーホリビザへ切り替える場合の種類と方法です。
観光（ビザなし）→ ワーホリビザ
まず観光（ビザなし）で渡航し、現地でワーホリビザに切り替える方法です。ビザなしでカナダは半年滞在できますので、最大で１年半滞在できることになります。メリットとしては渡航の際ビザの申請がないので楽です。ただ問題は入国の際には観光なので、必ず半年以内の往復航空券が必要なことです。実際に帰る訳ではないので帰りの航空券は破棄するしか方法はありません。
学生ビザ → ワーホリビザ
まず学生ビザで渡航し、ワーホリビザに切り替える方法です。学生ビザは語学学校に通う期間おりますし現地で延長も可能ですので、学生ビザの期間＋ワーホリ１年と長期で滞在が可能です。しっかり勉強してからワーホリも満喫したい方にはおすすめです。ただ学校に通っている期間は働けないので費用がはかかります。渡航の際は学生ビザなので航空券も片道でも問題ありません。
ワーホリビザ → 観光（ビザなし）・学生ビザ
ワーホリビザで渡航して、観光や学生ビザに切り替える方法です。ビザなしの場合はカナダは半年滞在できますので１年半滞在、学生ビザの場合は語学学校に通う期間滞在できることになります。渡航の際にワーホリビザで入国するので、ワーホリビザがおりなかったらどうしようという心配がないのはいいですが、ワーホリが終わってしまうと働けないので、費用はかかってしまうのが難点です。
ワーホリビザ申請のタイミング
渡航してからワーホリに切り替える場合、いつワーホリビザを申請するのかという問題があります。ステップ１だけ日本で申請する人、許可証まで日本で取る方、現地で申請する方、今の時点（2013年４月）ではさまざまです。許可証まで取ってしまっている場合には、入国の際申告が必要と言われたというケースもあります。カナダの入国審査は結構いいかげんですし、バンクーバーなどは年々厳しくなってますので、どのパターンが安全とは言えません。いずれにしてもビザの切り替えを予定している方は入国の際は要注意です。
色々なリスクを考えると、切り替えをせずに本来の規定通り１年ワーホリで楽しむ、または一旦帰国するなどをおすすめします。